NHKで毎週金曜の午後7時57分〜放送している「チコちゃんに叱られる!」という番組。(毎週土曜の午前8時15分から再放送もあり)
子どもが3歳くらいになった時に「これはなぜ?」「なんでこうなっているの?」となぜなぜブームがやってきた時に、答えられることを増やしておきたい・・・という目的で見始めたら、すごく面白い!!
考えてもみなかったような疑問や、確かにそれ気になってたけど調べたことなかったというような疑問について、チコちゃんと学者さん達がコンパクトに、分かりやすく教えてくれます。
ボーッと生きているとチコちゃんに叱られちゃいます!笑
ここから下は、放送された内容を書いておりネタバレしています。
■目次
”考え事をする時に上を向くのはなぜ?” 〜2019年1月25日放送回より〜
クイズを出された時や自分が予想していなかったような質問をされた時、「う〜ん?」と考えながら気付いたら上を向いていませんか?
この無意識の行動には、実は意味があったんです!
それは・・・
【教えてくれた方】金沢工業大学情報フロンティア学部の伊丸岡教授
人間がそれぞれの五感から得る情報量としては
- 【視覚】目からは83.0%
- 【聴覚】耳からは11.0%
- 【嗅覚】鼻からは3.5%
- 【味覚】口からは1.0%
- 【触覚】手からは1.5%
なんと全情報の8割以上は、「目」からの視覚情報なのです!
目を開けているだけで、人間はどんどん情報を吸収しているので、なにか集中して考え事をしたい時は自然と目からの情報量が少ないと思われる上を見るそう。
ちなみに番組内で、天井にたくさんのポスターを貼り上を向いたら情報量が多いような環境下で、被験者にクイズを出す実験を行いました。
被験者はクイズの問題を聞いた直後に上を見たものの、ポスターが貼ってあるのを見て、その後すぐに情報量が少なそうな場所を目が探していました。
余計な情報を受け入れたくないから、自然と目線が移動したのですね。
ここから得た教訓
- 常に整理整頓を心がけ、集中しやすい環境を普段から作っておく
- 試験の時は、無地などシンプルな洋服で臨む
- 目が不自由な方を見かけたら困っていることはないか、気にかける(場合によっては声をかけてお手伝いする)
- 話す内容も大事だけど、話す表情も超大事
※あくまで私が得た教訓なので、人によっては飛躍していると感じる方もいるかもしれません(^^;)
常に整理整頓を心がけ、集中しやすい環境を普段から作っておく
勉強したいのに、つい汚れが気になって片付けをしてしまう理由はこれだったんですね!
みなさんも経験ありませんか?
整理整頓を心がけ、モノの定位位置を決めておく!
使ったら戻す!
子どもが小さいうちから片付けの習慣をつけておくことが大切とよく聞くので、おもちゃの片付ける場所をきちんと決めておき、使ったら戻す!というのを習慣づけておくことで、将来の学力にも繋がると思いました。
試験の時は、無地などシンプルな洋服で臨む
自分の洋服の柄が派手だったり、紐やビーズや色んなマークがついていたりすると、試験中に考えなきゃいけない時に気が散りそう。
気が散らないためにも、試験当日は無地のシンプルな洋服にしたいと思います!
究極は、筆箱とか筆記用具とか、勉強道具も比較的シンプルなものの方が良いのかな〜。
目が不自由な方を見かけたら困っていることはないか、気にかける(場合によっては声をかけてお手伝いする)
「全情報の8割以上を視覚から得ている」というのを聞き、びっくりしました!
もちろん視覚からの情報が多いとは知っていたものの、8割以上とは!
目が不自由な方は、聴覚や触覚などがすごく発達すると聞いたことがあるけど、目が不自由な方を見かけたら「困っていることはないかな?」と気にかけよう!と思います。
最近、駅のホームで目の不自由な方が転落する事故などをニュースで見る機会もあったので、ご本人に迷惑じゃない範囲でお手伝いしたいなと思いました。
話す内容も大事だけど、話す表情も超大事
人になにか話す時、どんな内容をしゃべっているかはもちろん大事だけど、表情も大切なんだなと改めて実感。
目から得る情報が8割以上で、人の表情までも人間は「情報」の一部と考えるらしい。
楽しい話をしていても表情が暗かったり、口では謝っていても本当は不満に思っているから顔に出ていたり。
そういうのって相手はすごく分かっているから、心と言葉と表情は三位一体ですね。
まとめ
Question 「考え事をする時に上を向くのはなぜ?」
Answer「情報をシャットアウトするため」
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