2歳〜3歳でパズルはどれくらいできるの?パズルの脳や身体への効果は?



子どもが2歳6ヶ月ごろに初めてパズルをやってから、パズルにどハマりして、今まで15種類程のパズルに取組んできました。

パズルを続ける中で息子に表れた効果や、オススメのパズルなどをご紹介します。

パズルがあまり好きではないお子さんや、「パズルが出来ない!」という時に親がどのように働きかければ良いかも書いています。

パズルの脳・身体への効果

一般的にパズル遊びは、脳や身体に以下のような効果を与えると言われています。

  • 集中力
  • 観察力
  • 記憶力
  • 問題解決力
  • 色別判断能力
  • 手先の器用さ
  • 自己肯定感

パズルは、脳や身体に様々な良い影響を与え、特に右脳を鍛えると言われています。

右脳は図形やイメージ、直感をつかさどる「感覚や芸術の脳」といわれますが、ジグソーパズルは右脳の機能を高めます。

これは、パーツのデザインや位置関係といった要素があるだけでなく、ピースの手ざわりも脳に良い刺激を与えるからです。

https://www.gymboglobal.jp/column/050

また、パズルを一つずつはめていくことで得られる「できた!」の繰り返し。

最後に大きな絵が完成した時には、より大きな達成感を感じます。

達成感を感じることは「自分はできる」という自信がつき、自己肯定感が高まります。

息子に感じたパズルの効果

パズルをやり続ける中で、特に集中力、問題解決力、手先の器用さの効果を感じます。

集中力

ピース数によりますが、40ピース以上のパズルであると少なくとも10分以上は作業をすることが多いです。

最近息子が取組んでいる70ピース以上のパズルだと、慣れるまでは20分以上椅子に座ってやっていることも。

集中する時の切替が早くなり、集中する時間も長くなったと感じます。

子どもが集中して取組んでいる時は、親は話しかけずにそっと見守り、集中力を途切れさせないようにしましょう。

一つのことに一定の時間取り組むことで、集中力がつき、基本的な学習姿勢も身につくそうですよ。

問題解決力

試行錯誤しながらパズルをはめて完成させていく作業は、算数などの問題を解いていく感じと近いように思います。

ピース全体を見渡して、記憶を辿ったり、閃いたり、様々なアプローチで一つの問題を解いていく訓練を積むことで、「完成するにはどうすればよいのか?」と考える力がついているのを感じます。

できないところがあったらそこにこだわるのではなく、いったん脇によけて、できるところからどんどんやっていく!というのも問題を効率よく、短時間に解決するには必要な姿勢ですね。

手先の器用さ

ピースをつまむ、回転させる、はめるの一連の作業を繰り返すことで、何度も手先を使うので自然と手先の器用さが上がっていきます。

できたピース同士をつなげるときには、崩れないように両手でソーっとつなげる作業もあります。

つい利き手ばかりを使うことが多いですが、両手をしっかり使えることで後々細かい作業や遊びができるようになります。

両手をしっかり使えることは、ハサミ・ノリ・道具を使った運動・日常生活全てにおいてとても大事なことなので、遊びを通じて利き手以外も鍛えていきたいです。

年齢別のパズルのピース数の目安

初めてパズルを購入する時は、どれくらいのピース数ができるのか?と迷いますよね。

くもんのパズルの説明書によると、年齢別のピース数目安は以下の通りとなっています。

年齢別ピース数の目安

  • 1歳以上:2〜6ピース
  • 2歳以上:9〜48ピース
  • 3歳以上:54〜88ピース
  • 3歳半以上:154ピース〜

ただ、このピース数は目安であって、「もう3歳なのに54ピースもできない!」など焦ったり、子どもに頑張ってやらせる必要はないです。

なぜなら、子どもの興味や絵によってできるピース数は大きく異なるからです。

息子は車や電車が大好きなので、2歳後半で車の絵の54ピースのパズルはクリアしていました。

でも、もっとピース数が少ないパズルでも、興味のないキャラクターや特徴が掴みにくい絵だとあまりできませんでした。

ひとつのパズルで繰り返し遊んでいて、一人で作るスピードがどんどん上がっていったら、次のピース数にステップアップしてみましょう!

パズルを選ぶ時のポイント

パズルを選ぶ時のポイントは、「難しすぎるものを与えず、力に見合ったものを選ぶ」ことです。

最初は、「少し簡単かな?」と思うようなものから選んで、「できた!」という達成感と喜びを味わってもらうと良いと思います。

「できた!」という感情を味わうことで、もっと違うものにも挑戦したい!もっと難しいものもやってみたい!という向上心が湧いてきます。

オススメのパズル

【1歳頃〜】つまみがある型はめパズル

1歳は、手先を鍛えることがとても重要なので、「つまむ」作業を繰り返しできる型はめパズルがオススメです。

「手指は第2の脳」と言われるように、手指をたくさん動かすことで脳は指令を受けて発達します。

型はめパズルは、つまんではめるを繰り返し行えますし、絵の向きを考えるなど頭を使えます。

【初めてのパズル】台紙があるタイプのパズル

パズルデビューには、台紙(板)があるタイプのパズルがオススメです。

台紙があるタイプのパズルは、ピースが分厚くはめやすいのが特徴です。

ピースの形も各々が図形のような形になっているので、ピースの特徴を捉えやすく、パズルに慣れていない子どもでも楽しみやすいです。

パズルデビューには、台紙があるタイプで、子どもが好きなキャラクターや絵柄が書いてあるものを用意すると良いでしょう。

台紙があるパズル。ピースが雲のような形ではめやすい

【パズルに慣れてきたら】くもんのパズル

パズルにだんだん慣れてきたら、くもんのパズルをやってみましょう!

くもんのパズルは、ピースの形がインターロック式となっています。大人のパズルと同様の形ですね。

くもんのパズル。ピースの形が大人と同様の形

ピースの形だけではどこにはめるか判別しにくく、見本の絵やピースの色などの情報を元にピースをはめていきます。

インターロック式は、一度ピースをはめるとずれにくい特徴があるので、「ピースがずれてイライラする!」というストレスが少ないです。

また、くもんのパズルには台紙がありません。

台紙がある場合は、台紙の絵に合わせて端からピースを埋めていくことができます。

一方、台紙がない場合は、1ピース目から自分で手がかりを探してはめていくことになるため、難易度が上がります。

くもんのパズルは、STEP0〜STEP7までの段階が分かれており、パズルの完成時間目安が書かれています。

最初は目安の時間内でできませんが、ひとつのパズルを繰り返し遊んでいるうちに目安の時間内でできるようになってきます。

「前回より●分早く完成できたね!」と、大人は声がかけやすいし、子どもも成長を実感できます。

目安の時間内に完成できるようになったら、次のSTEPに上がる、というようにステップアップしていきやすいます。

★STEP2★ピース数(9ピース・12ピース・16ピース・20ピース)の4枚が入っています。対象年齢:2歳〜

★STEP3★ピース数(24ピース、35ピース、48ピース)の3枚が入っています。対象年齢:2.5歳〜

【お勉強系パズル】

日本地図や世界地図、ひらがな表やABC表など、遊びながら学べるパズルもオススメです。

くもんの日本地図・世界地図のパズルは、立体型のパズルで、地図ポスターなどもついておりとてもコスパの良い商品です!

世界地図パズル。ポスターや白地図など、充実のセット内容。

県や国の大きさ、地理も学べるし、小さいピースをはめるのは大人でもちょっと苦労する程細かい作業で手先を鍛えられます。

ポスターを壁に貼って、TV・ニュース等で地名が出てきたら地図で確認する癖をつけると、子どもの世界がどんどん広がり社会への興味も高まるでしょう。

パズルができない!と言った時の声かけのポイント

パズルをやっていて、「子供ができない!」と言って怒りだしだり、諦めたりすることもあるかもしれません。

無理に継続させる必要はないと思うので、また時間を置いてからやってみると良いと思います。

次回にやる時は、以前より少し簡単なパズルを出してみましょう。

子どもが「自分の力でできた!」と思えると、「またやりたい!」と言ってくるかもしれません♪

子どもが一人でパズルをやっているときは、話しかけずにそっと見守り、子どもの集中力を途切れさせないように気をつけます。

子どもが「見て!」と言った時には、「一人でできたね!見ていたよ!」というように声をかけます。

もし子どもが一人でできないから「一緒に手伝って!」と言ってきたら、そばで見守りながら、正解のピース同士をそっと近くに置いたり、向きを正しい方向に変えたりします。

「ここに同じ柄の花があるね」など、ヒントを声かけするのも良いですね♪

繰り返し同じパズルで遊んでいると、一人でできるゾーンがどんどん広がっていきますよ!

まとめ

  • パズルの効果
  • パズルをやり続けることで息子に表れた効果
  • 年齢別のピース数目安
  • オススメのパズル
  • パズルができない、と子どもが言った時の対応

以上のことについて、ご紹介しました。

子どもと一緒にパズル遊びを楽しんでみてくださいね♪

大人にとっても脳トレになって面白いですよ〜!



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