新生児の間に頑張って母乳をあげ続けた…。
なのに母乳量が増えない(出ない)。
もうこれ以上、母乳は増えないのではないか?
そう考えていらっしゃるお母さんがいるかもしれません。
私も新生児期に頑張って母乳をあげ続けたけど、なかなか起動に乗らずすごく苦労して、お腹が減って泣く我が子を見てこっちまでワーワー泣くこともありました。
そんな私でしたが、色々な対策をするうちに、産後1ヶ月過ぎてからでもだんだん母乳を増やすことができました!
今日は産後1ヶ月過ぎから、母乳を増やすために気をつけていたことをお伝えしたいと思います。
赤ちゃんに吸ってもらう
「もう十分吸ってもらってるよーーーー!!!」という感じだと思いますが、やはり赤ちゃんに吸ってもらうことは大切みたいです。
赤ちゃんが乳頭を吸うと、母乳をつくるプロラクチンがますます増加し、オキトキシンが分泌して母乳が出てきます。
つまり赤ちゃんがおっぱいを吸うと母乳が出るしくみになっているのです。
引用:AMOMA母乳育児読本
※プロラクチン、オキトキシンはホルモンの名前です。
ただ新生児の頃は1日10〜13回、多いと20回近くも授乳するという方もいますよね。
「こんなに吸ってもらってるけど、まだ足りないの?」と思うかもしれません。
そんな時には、こんなことにも気をつけてみて下さい♪
吸わせ方にも気をつけてみよう!
「いつも横抱きで飲ませている」「楽だから毎回、添い乳」などなど。
つい楽な姿勢で授乳したくなりますが、実は吸わせ方が結構大切だそう。
これは私が定期的に受けている桶谷式おっぱいマッサージの助産師の方が力説していました。
毎回同じ姿勢で吸わせていると、同じところからばかり赤ちゃんが吸うことが多いらしく、そうすると、刺激されない場所は「母乳が出て来る管(乳管)」が開通しにくい場合があるそうです。
また、刺激されない場所に母乳がたまり、赤ちゃんが飲みにくい原因になることも。
授乳の体勢を変えて色んな角度から飲ませてみてください♪
さらに色んな角度から飲ませるには、もう一つ良い点があります!
それは「乳首が切れにくくなる」ということ。
私はいつも横抱きで飲ませていて新生児期に乳首に傷ができてからなかなか治らなかったのですが、色んな角度から飲ませるようにしたら傷ができにくくなりました。
食事面で気をつけること
お米をたくさん食べる
母乳は、血液と水分で作られていると言われています。
なので、食事面には気をつけていました。
白米、雑穀米などの「お米」は、母乳のエネルギー源なので、毎食ご飯1膳〜2膳、夜食におにぎり2個とか食べてました。
私は里帰り出産をしなかったので、産後すぐから産後2ヶ月頃までは定期的に産後ドゥーラという赤ちゃんとお母さんのお世話をしてくださる専門家の方に来てもらっていました。
産後ドゥーラの方は、食事面にもかなり気を遣ってくださっていたのですが、ドゥーラさんに言われたのは「母乳が出ない!というお母さんに多いのは、赤ちゃんのお世話に頑張りすぎたり、産後うつになってしっかりご飯を食べれていない場合があるよ。まずはお母さん自身がしっかり食べようね。」ということでした。
産後ドゥーラに来ていただいたレビュー記事はこちらをご覧ください。
食事は和食中心で、身体を温める食材をよく食べるようにする
これも同じく産後ドゥーラさんが言っていたのですが、和食は母乳にとって素晴らしい食事だそうです。
身体に良いものがたくさん取れるし、脂っこいものは少ないので、産後2ヶ月はほぼ和食しか食べませんでした。
さらに味付けは「薄味」で、ほとんど調味料を使っていなかったと思います。
濃い味にすると量を食べられなくなるので、薄味にしてたくさん食べるようにしていましたね。
ご飯もたくさん食べて、おかずもたくさん食べて、よく太らなかったな〜と思いますが、それだけ授乳で栄養を赤ちゃんに送っているので、体重は妊娠で太った分がどんどん減っていっていました(^▽^)
身体を温める食材で代表的なものは、「根菜類」
なので、じゃがいも、大根、人参、生姜などをたっぷり入れた豚汁やスープを毎日大量に摂取していました。
さらに野菜を取る時は、サラダではなく、蒸し野菜にすると身体を冷やさずにたくさん食べられますよ♪
夏場は、どうしても茄子、トマト、レタス、きゅうりなど身体を冷やす食材が多く出回りますが、根菜も意識的に取るとGOODです!
水、ハーブティー、野菜スープなどで水分を毎日3リットルは取る
よく「水分をしっかり取りましょう」と言いますが、これはお水である必要はありません。
もちろん水でも良いのですが、ハーブティーや野菜スープなどノンカフェインのものや栄養のあるスープなども取り入れながら、とにかく水分をたくさん取ることが大切です♪
母乳は水分が90%と言われており、母乳をあげた後は喉がカラカラになることが多いですよね。
私は、母乳をあげる前に500mlのペットボトルを飲んで、授乳中もペットボトルを片手にしょっちゅう水分補給するようにしていました。
そして、たくさん飲むコツは、「常温で飲む」ということです。
中には「冷たくないと飲めない!」という方もいるかもしれませんが、常温の方が一気にたくさん飲めますし、何より身体を冷やすのは良くないので、常温がオススメです♡
ちなみにハーブティーも色々ありますが、私はAMOMAのミルクアップブレンドを飲んでいました。
少しカレーっぽい独特な香りがして最初は驚きましたが、味は普通のハーブティーです。
私は1日の終わりがおっぱいがスカスカになる感覚があったので、15時ごろに飲むようにしていました。
これを飲むと、夕方にツーーンと母乳が湧き出てくる感じがあったので、授乳中はずっと続けていました。
公式リンクはこちらからご覧になれます↓
AMOMAミルクアップブレンド
葉酸サプリを飲む
私は小林製薬の葉酸サプリを妊娠中から飲んでいました。
サプリを飲んでいたことが母乳量に直接関係していたかは分かりませんが、葉酸は妊婦さんと授乳中には大切な栄養素らしいので、続けていましたね。
身体面で気をつけること
身体を冷やさない
食事面でももちろんですが、身体そのものを冷やさないことが大切です!
母乳は血液からできているので、身体が冷えて血流が悪くなると母乳が出にくくなると言われています。
お風呂にゆっくりつかる
産後まもないと難しいかもしれませんね。。。
でも1ヶ月検診が終わり、湯船OKとお医者さんから言われたら短時間でもお風呂に浸かると身体があったまります♪
靴下を履く
冬なら自然とルームソックスを履くことが多いと思いますが、夏でも足元を冷やさないために靴下を履くように産後ドゥーラさん、桶谷式マッサージの助産師さん2人から言われました。
やはり冷えは足元から来るので、夏場なら薄手のものでも良いので、履いていました。
肩・首・肩甲骨をストレッチして、こりを改善する
肩こり、首のこりがあると血流が悪くなるので、ストレッチをしたり、家族にマッサージしてもらったりしていました♪
あとは、授乳前に両肩を大きく10回ずつくらい回してから、授乳するのも心がけていました。
睡眠時間を確保する
これは産後すぐではなかなか難しいかもしれませんが、ぐっすり眠れた時は母乳がだんだん溜まってくる感じがしたので、「睡眠中に母乳が作られるって本当なんだな〜」と思いました。
頻回授乳で難しいかもしれませんが究極を言えば、赤ちゃんのお世話と自分の食事など以外は、ずっと寝てるくらいでも良いと思います。
もちろん家事などもありますが、手抜きできるところは手抜きしたり、スマホやTV・読書は我慢して「とにかく寝る!」と決めるだけで睡眠時間が10分でも長く取れると思います!
ぜひやってみてください♪
おっぱいのケアをする
おっぱいマッサージをする
毎回授乳前におっぱいマッサージを欠かさずにやってみてください。
時間をかけてやらなくても良いと思います!
私は、思い出した時にたまにやるくらいだったのですが、アドバイスを受けてから毎回授乳前にこちらのマッサージをやっていましたが、これだけでも結構変わりました!
さらに余裕があれば、水で濡らしたタオルを電子レンジで10〜20秒チンして蒸しタオルを作り、それをおっぱいにあてて温めてからやると効果がUPします★
プロのおっぱいマッサージを受けてみる(自分に合うようなら定期的に通う)
私は桶谷式おっぱいマッサージに産後1ヶ月過ぎからお世話になりました。
この記事で詳しくレビューを書いているのですが、桶谷式マッサージを受けてから本当に母乳の出が良くなりました。
自分でやるマッサージとは違い、おっぱいの詰まっているところや出にくいところを刺激しながらマッサージしてくれるので、悩んでいる方はぜひ一度受けてみて下さい♪
ストレスが一番良くないので、時にはミルクや人に頼ることも大切
母乳ってホルモンが強く影響しているので、ストレスは母乳に良くないです!
でも初めての分からないことだらけで、ストレスたまりますよね。
私も新生児〜産後2ヶ月くらいが一番ストレスが溜まっていました。
可愛いけど、反応が少ない赤ちゃんの相手で、家で赤ちゃんと二人きりの世界。
赤ちゃんと一緒に思いっきり声をあげて泣くことでストレスを解消したり、とにかく食べてストレス発散していましたね。笑
私の場合、母乳が出ているか分からない、体重が増えていないというのも大きなストレスの原因になっていました。
「母乳で頑張らなきゃいけない」と自分を追い詰めていたのかなと今になって思います。
もし母乳が出ているのか分からないというのがストレスになっていると感じたら、ミルクをあげたり、人に頼っても良いと思います。
ミルクは飲んだ量が明確に分かるのが良いところです。
ミルクを飲んだあとでも赤ちゃんが泣いているなら、お腹が減っている以外の何かが原因だと推測できます。
私の場合は、その安心感が大きく、産後1ヶ月過ぎから母乳の出が良くなった理由の一つはストレスが減ってきたからだと思います。
ストレスや笑顔が少ないことは、不思議と赤ちゃんに伝わるものなので、ぜひ上手にストレスを発散してみてくださいね。
まとめ
私の経験を元に、産後1ヶ月過ぎてからでも母乳の量は増やせる!ということについて書きました。
一番は母乳をとにかく赤ちゃんに吸ってもらうことです。
食事面、身体面、おっぱいのケアの面それぞれで気をつけることを、ぜひ一つでも生活に取り入れてみてください♪
産後すぐから母乳が出る人、産後数ヶ月してから軌道に乗る人。
最初から飲むのが上手な赤ちゃん、だんだん上手になっていく赤ちゃん。
いろんなタイプの方がいますので、周りと比べたり、育児書を読んで焦ったりせずにやってみてください♪
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