夜泣きに悩んでいるママパパ、毎日お疲れ様です!!
「今夜も夜泣きがあると思うと、夜が来るのが憂鬱…」とか「寝不足で毎日つらい…」とか、本当に原因不明の大泣きには参っちゃいますよね。
こちらの記事では、夜泣きに悩んでいた私が、子供に実践して夜泣きがなくなった方法について記しています。
夜泣きに悩むご家族の参考になれば幸いです。
■目次
夜泣きとは
夜泣きとは、「赤ん坊や幼児が、夜間睡眠中に目を覚まし激しく泣くこと。中でも特にはっきりした原因がない場合を指すことが一般的である。生後6か月から1歳半くらいに多く見られる。」
引用元:ウィキペディア
夜泣きが始まる時期は、人それぞれです。
6ヶ月頃から始まる子もいれば、いっときはぐっすり寝る子だったが10ヶ月頃から始まった、中には1歳以降に始まったという子もいます。
また、夜泣きらしいものがあまりなかった…なんていう子もいるので、夜泣きには個性があることが分かります。
夜泣きの原因は
夜泣きの原因は、ハッキリわかっていないと言われていますが、いくつか原因であろうと言われていることをご紹介します。
- 睡眠のリズムがつかめず、体内時計が狂ってしまう
- 昼夜の区別がつかず、混乱してしまう
- 日中の多くの刺激を消化できず、夜中にうなされる
このような説が有力ですが、「一般的に発達の段階でよく見られること。いっときのことと思って辛抱して」なんていう一言で片付けられている育児書もよく見かけます(汗)
「それはそうかもしれないけどさぁ!!!辛いもんは辛い!!!」というのが本音ですよね。。。。
夜泣きを乗り切るための対策
ここからは具体的に私が夜泣きを乗り切るために行った対策をご紹介します。
まず、私が一番参考にしていた本はこちら!!
夜泣き専門保育士と言われている清水悦子先生のご本です。
夜泣きの本は海外のジーナ式が有名ですが、こちらの本は日本人が書いているので、日本の住環境や育児スタイルにマッチした方法だと思います。
本を読んで実践した夜泣き対策
清水先生の本では、まず4つのことを実践してみましょうと書いてあります。
- 朝7:00(遅くとも8:00)までには起こしましょう
- お昼寝時間を月齢によって調整しましょう
- 寝る前にイチャイチャする時間を作りましょう
- 日中を活動的に過ごしましょう
本に書いてあることに加えて、以下の3つのことも行いました。
- 子供のお昼寝時間には、自分も一緒にお昼寝する
- 家事は手を抜き、赤ちゃんが起きている時間に目を配りながら行う
- 夜間断乳
一つずつ見ていきます!
朝7:00(遅くとも8:00)までには起こしましょう
本の中で強調されているのが「生活リズムを整えること」。
夜泣きの原因の一つと言われているのが、赤ちゃんが昼夜の区別をつけられずに混乱することや睡眠リズムがずれること。
なので、親がなるべく毎日同じ時間に起こす→寝かせることで、睡眠リズムが整いやすくなります。
朝起きたら、カーテンを開けて、光を子供に浴びせながら「おはよう」と声をかけ、濡れたタオルなどで軽く顔を拭くことも推奨されています。
朝日を浴びてルーティンワークを毎日おこなうことで、子供に「あ、今は朝なんだ」とわかりやすく伝えることが大切と書かれています。
ただでさえ、夜泣きで寝不足だから朝起きるのが辛いところですが、「今日から始める!」と決めたら、まずは1週間頑張って起きてみましょう!
実践してみて思ったことは、「朝決まった時間に起きると、大体昼過ぎまでは自然と生活リズムが整いやすい」ということです。
うちの場合は…
7:00 起床
7:30 朝の離乳食&授乳
8:00 家事&遊び
9:30 朝寝
11:00 朝寝から起きる・授乳
12:00 昼の離乳食
みたいな感じで、朝寝をする低月齢の子供なら自然とお昼過ぎまでは生活リズムが整いやすいと思います。
お昼寝時間を月齢によって調整しましょう
子供がすやすや、気持ち良さそう〜に寝ていたら、起こしたくなくなりません?
「このまま寝かせてあげたい〜!」と思いますよね。
私は「寝たい時に寝たいだけ、寝かせてあげればいいじゃん!」と思っていたのですが、夜泣きに悩んでいる方はお昼寝時間を調整してあげてください。
本には月齢別のお昼寝スケジュールも記載されているので、詳しくは本を見て頂きたいのですが、お昼寝を3時間以上させないようにして、遅くとも17時以降まで寝ていることがないようにしてみてください。
大人でも日中に昼寝しすぎて、夜寝れないってことありますよね。
大人の場合は、寝れなくても布団に入ってリラックスして、「寝るんだ〜寝るんだ〜」と目をつぶれば、いつの間にか眠っていることもあると思います。
でも子供は「夜になる=寝る」とは分からないんですよね。
なので、ある程度、親が睡眠をコントロールしてあげないと夜寝られなくなっちゃいます。
寝る前にイチャイチャする時間を作りましょう
寝る前はほんのり薄暗い部屋で、たっぷりスキンシップしたり、絵本を読んだり、身体をトントンと優しく叩いてあげたりして、子供が安心できる環境を作ってあげることが大切です。
子供にとってこれから行く睡眠という世界は、どうしてもドキドキ少し不安があるもの。
なので、「大丈夫だよ〜。怖くないよ〜。そばにいるよ〜。」という空気感を作って、安心させてあげることが大切だそう。
いつもより声のトーンを落として、テレビの音やスマホのブルーライトもシャットアウトして、まずは大人自身がリラックスする環境を心がけてみてください。
そうすると、自然と親のリラックスした気持ちが伝わり、子供も安心すると思います♪
日中を活動的に過ごしましょう
生活リズムを整える中で意識したいのが日中の過ごし方です。
兄弟がいれば、自然と公園など外出する機会も多いですが、一人目の場合は外出も不慣れだし、どこに行けば良いか分からない…とついつい家の中にこもりがちになります。
実は、私も日中を活動的に過ごすのが苦手で、家にこもることが多かったです。
ただ、この本を読んでから、近所を数十分散歩するだけでも良いから、外出をするように心がけました。
そうすると、親も適度に疲れるし、ベビーカーに座っていたり抱っこ紐の赤ちゃんも適度に疲れてくれます。
そうすると、お昼寝の時間も遅くならなくて済むし、気分転換にもなり一石二鳥!
どこに行けば良いかわからない…という方は、近所の子育て支援センターなどで月齢に合ったイベントを探してみるのがオススメ☆
子育て支援センターでは、月齢別や季節に合わせて何かしらのイベントを行っています。
行く場所に困ったときには、いろんな子育て支援センターに行ってみて、お気に入りの場所を見つけるのも楽しいかもしれません♪
子供のお昼寝時間には、自分も一緒にお昼寝する
夜泣きの何が辛いって、原因不明で泣いている我が子を目の前にして、どうして良いか分からないってこともですが、ぶっちゃけ「寝不足が辛い」じゃありませんか?
私は、寝るのが大好きで、出産前は休日11:00過ぎまで二度寝三度寝が当たり前の「寝るの大好き人間」でした!
睡眠を確保できないのがほんと辛い…と思っていました。
なので、せめて子供が寝ている間は、一切何もせず「寝る!!!」と決め、外出中以外はほとんど一緒に寝ていました。
月齢が低いうちは、1日2回はお昼寝してくれることが多いと思います。
なので、1回のお昼寝は外出、のこりの1回のお昼寝で一緒に寝ていることが多かったです。
大人は日中に1回でも昼寝していると、夜がだいぶ楽になります。
自分が日中に睡眠を確保できているだけでも、夜泣きに付き合う気力体力が違ってきます。
子供が寝ている間に、起きて色々やっている方は、ぜひ一度実践してみてください!!
とは言え・・・、生後すぐから仕事を始めている方もいますし、必ずしも全員実践できないところが申し訳ないですが、、、もし可能ならば、3日に1回でも4日に1回でも、親のお昼寝タイムを作れると気分的にだいぶ楽になると思いますので、ぜひ!!
家事は手を抜き、赤ちゃんが起きている時間に目を配りながら行う
家事を完璧にやろうと思ったら、いくら時間があっても足りません!!
私の場合は、お昼寝時間は一緒に寝ると決めていたので、家事は子供が起きている間に手を抜きながらやっていました。
時短家電を導入するのも良いですね。
「いかに短く家事を終わらせるか?」を実行するにあたり大切だな〜と思ったのは、自分の中の家事ルールを一度見直してみることです。
たとえば、掃除機は週に3回はかけたいとか、食器は食べ終わったらすぐ洗いたいとか、タオルの置き方はこうが良い、服はしわにならないようにこう畳みたいとか。
色々自分の中での家事ルールがあると思いますが、出産前と同じようにはできないことを前提に、家事ルールを少し見直してみるのも良いと思います。
「○○でなければならない」みたいなのを減らすだけで、タスクも減るし、気持ちも楽になります。
あとは、誰か他人がやってくれたことにもいちいち「いつものやり方と違う!」とイラつくことも減ります。
夜間断乳
ここまでのことを全てやって、だいぶ夜泣きは減りました。
少なくとも、朝と夜は決まった時間に起きて寝て、日中は太陽を浴びて健康的に過ごせており、原因不明で何時間も泣き続けるということはなくなっていました。
それだけでだいぶ精神的に楽になりました。
ただし、夜間に何回か授乳を求めて泣くことはあまり変わらなかったので、おっぱいからの執着を減らしたかった私は、生後7ヶ月で夜間断乳にも挑戦し成功しました!!
詳しくは、リンクを貼った下記の記事で書いていますが、夜間断乳の効果は絶大で、本当に1週間もしないうちに夜通しぶっ続けで寝てくれるようになりました!!
これには本当に感動!!
夜間断乳は、生後6ヶ月以降には始めても問題ないと言われています。
もし、夜泣きが辛くて何をしても全く減らないという方は、夜間断乳するのも一つの手かもしれません。
ただし、夜間の授乳をやめると、母乳の出が悪くなることもあるので、卒乳のタイミングなども含めて考えておくことをオススメします。
全ての泣きに対応しなくて良いんです
夜泣きの対策として、つらつらと書いてきました。ここまで読んで頂き、ありがとうございます。
最後に…あなたは夜に子供が泣いたら、全ての泣きに対応してあげていませんか??
おむつを変えてみたり、布団をかけなおしてみたり、抱っこしてみたり…。
もちろん泣いている時に「どうしたのかな?」と様子を見ることは大切です。
が!!全ての泣きに100%対応することはないんです。
これは私も清水先生の本を読んでいて、目からウロコでしたが、赤ちゃんの夜泣きの中には「寝言泣き」というのもあるそうです。
寝言泣きとは、要は大人の寝言のようなもの。
大人もただの寝言の時にゆさゆさ揺らされて「どうしたの?」といちいち言われたら鬱陶しいように、赤ちゃんの寝言泣きにもいちいち対応しなくて良いそう。
最初はどれが寝言泣きかなんて分かりませんが、泣いたら少し遠目で様子を見てから行動するようにしたら良いかもしれません。
最後に
夜泣きに向き合っていると、「この夜泣きいつまで続くの?」と終わりが見えなくて辛くなってきますが、いつか必ず終わりが来ます!!
今は大変ですが、夜泣きが少しでも減って睡眠不足が解消されますように!!!
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